*むずかしいものをそのまま、頭に入れようとしない。
自分なりにわかりやすく、語呂合わせ(年号その他)なども使って頭に入れる。
数学/物理の公式は丸暗記せずに内容を日本語化して覚える。
*定理の意味、位置付けを中1−中2程度の言葉を使用して本当にたわいのない日本語にして、そのおまけとして数式(公式)を覚える。
*数学は@その単元の解き方の基本原理(公式をどう使っていくか。)Aその問題特有の解き方のテクニックB計算部分(どんなにめんどうでも計算はただの計算)の3つに分けて頭に入れると入りやすい。
*理想はすべての問題を自力で解<こと。しかし、そんなことは絶対にできない。
勉強にかけるトータルの時間を考えてある程度は解答を読んでもよい。答えを読んで解き方のストーリーを理解する。ただし、そのうち、一定の割合については自分で解く。OX△をつける。(解答を読まないでおくより、読んだ方がはるかによい。)
学校以外の会場で行われる模擬試験は定期的に受けよう。
いくら実力があっても入試当日に実力を発揮できなければ意味がない。
定期的に校外で行われる模試を受けて実力が100%発揮できるように訓練しよう。
石川啄木の有名な言葉「働けど働けど暮らし楽にならず、じっと手を見る。」があるが、予備校、塾のように基本(教科書)をおろそかにして生徒を集めるための戦略として応用・発展問題ばかりやっていると時間を浪費することとなり、「勉強しても勉強しても成績が上がらず、ほとほと疲れてしまってじっと手を見る。」状態の生徒になってしまう。
努力しても逆に大学に合格しないこととなる。高校の内容は、中学のなんと3−4倍。基本(これとて相当に難しい。)だけやっても大半の大学は合格できる。高校では中学とは異なり学校ごとに教科書が異なるため、予備校の集団授業では学校の勉強が出来ない。一般的な予備校に行くのは基本的には浪人生に限ります。
自宅でどうしても集中できない人は図書館等の自習室に行くのも一法。
辞書、参考書、問題集などを買うなら見やすくやる気の起きるものがベター。
3月に新しい教科書をもらったら、すべてのページに色を塗る。
*一度、以前に見ていれば、記憶のバリアがなくなり、授業で初めて見るような気がしなくなり、頭に入りやすい。
*初めて通る道は長い時間かかったように感じるが、2度目以降は短く感じるのと同じ。
たくさんの生徒を教えてきて、わかることは小学校の計算と漢字が一定レベル以上の人は、中学校以降も必ず伸びています。「計算」はもちろん、理科系科目の基礎、そして漢字は、文章、日本語を大切にすることにつながり、文科系科目の基礎となっています。
特に中学生の人はまず、計算と漢字から徹底的に始めましょう。
国語力(日本語能力)は、頭の整理、いろいろな科目の問題の解法(ストーリー)の理解に不可欠なものです。自分自身に対して日本語を使って重要項目を説明してみよう。
昔から、他の人に教えることができれば本物の実力だと言われていますが、自分の口を使って自分の日本語で自分自身に説明してみよう。頭の中がどんどんと整理されていきます。
国語の文章を読み取る最大のポイントは作者の気持ちになりきることです。
現実は、自分の考え、気持ちと作者とに大きな違いがあるとしても、その文章を読んでいる間だけは、作者の意見・気持ちに100%同調するのです。そうすると正解が見えてきます。
英語の長文、古文が苦手な人は、まず、初めに日本語訳を見てから本文を見ましょう。
数多くの日本語訳を見るのには、それほど多くの時間はかかりません。
数多く見ていくうちに、こんなものかという感触が生まれてきます。
*他の国の言語は何百年という長い歴史により、日本語とズレがあるのは当然。
英語は直訳してそのまま、日本語になればそれでよし。(80%)
ズレていてもそれは当然。(20%)どういうふうにズレているかを覚える。
むずかしいと思ってはダメ。
*まともな日本語の文章になって日本語訳が初めて正解。
*直訳‥・文章に書いてあるとおりに訳す。
意訳‥・意味を十分把握してちゃんとした日本語になるように訳す。
なぜ、ズレているのか。‥・それぞれの国の人の感性が違うから。
ウェルズのプロ教師がまとめた受験勉強に役立つ学び方などを紹介
参考提案として紹介しています。